ことばは化石

「書く」ことを私の人生にします。

0621

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今日は大学に行った。今期の時間割はゼミだけである。ゼミの後、卒業アルバムの連絡を受けるため先生の研究室まで行った。先生に院進を勧められてとっても困ってしまった。教職と実習の話を少しした。

 

今日は父も母も遅くまで出かけていたので、張り切って晩御飯をつくった。ホワイトソースオムライスが食べたくて頑張ったのだけど、美味しくなかった。おまけにお腹を壊した。真剣に料理の勉強をしなければ、と思った。

 

昨日恋人と話したことを思い出した。彼は、1回目に付き合ってた時、私を性的な対象として見ないように見ないようにしていたらしい。それを聞き、男性は苦労しているのだな、と思う。当時の私は手を出されないことを寂しく思っていたので、なんだかすれ違いばかりだなぁと笑ってしまう。今思い返してみれば、私たちは毎日会って話をしていたのに、全然うまくコミュニケーションが取れていなかった。yes/no枕は冗談ではなく必要なのかもしれない、そう思う。もっと話をしよう。欲望を伝え合ってすり合わせていきたい。

0620

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就活の予定が2個入っていたんだけど、どちらも地震交通機関の乱れによって中止になってしまった。早起きして町に出たけれど結局とんぼ返りになった。家に帰って少し寝て父とカップラーメンを啜った。

 

月曜会えなかったので恋人に会ってきた。ラーメン屋さんを目的に道頓堀まで。14:00に集合して、ロフトや無印をぼんやり見回って、純喫茶アメリカンさんへ。 

 

そのあと目的のラーメン屋に行き、ラーメンを食べた。有名なチェーンで、少々値段はお高めだけどかなり美味しい。ラーメンを食べた後は心斎橋のメインロードをぶらぶら歩き、なんばPARKSを巡り、結局飲み屋に入る。疲れてたのかお互い少し飲んだだけで結構回ってしまった。帰り道のドラックストアでゴムを買った。初めて知って驚いたけど、あれ種類が本当にたくさんある。水風船にして遊ぶはめにならないよう、ちゃんと使えるといいなぁなんてことを言い合った。

 

いつものごとく彼が家の前まで送ってくれた。グッと抱き寄せられ、舌をねじ込まれて驚く。6年前の彼は私の頭を撫でることすらできなかったのに。ぼんやりする頭の中で、この舌を噛み切ったらこの人は死んでしまうんだろうな、と恐ろしいことを考えた。なんでこんなことを考えたのかわからないけど、人と接近することは、ともすれば自分が殺されることを覚悟するということなのかもしれない。肉体的にも精神的にも。

0619

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今日も8時前に揺れを感じて目が覚めた。

毎週ある試験と地震で精神的に追い詰められているのか、いつまでも眠ってしまいそうになる。起きていて眠い。今日はほとんど勉強が進まなかった。明日はどうか揺れませんように。

 

夜にサッカーを見た。日本は格上のコロンビアにまさかの勝利。久しぶりにサッカーを最初から最後まで見てとても楽しかった。私がサッカーを好きになったのは中学生の時で、W杯に熱を入れて深夜眠気と戦いながら暗い部屋でテレビと向かいあっていたことを思い出す。あの頃はLINEがなくて、メールで友達とやりとりをしていた。本田選手のゴール、川島選手のスーパーセーブを今でも思い出す。

 

なぜか好きな人と胸の大きさの話をした。一度でいいから誰もが振り返ってしまうようなサイズの胸が欲しいと思う。大きな胸で好きな人を夢中にしたいと思ってしまうのだ。

0618

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7:58、飛び起きた。

7:45に目が覚め、8:00に設定してた目覚ましが鳴るまでベッドでまどろんでいたら、突然世界が揺れた。部屋が横に小刻みに揺れたと思ったら、体の中が全部無理やり地球に引っ張られたかのような強い縦揺れが起こった。時間的にはそんなに長くなかったけれど、本当に怖かった。これほどの揺れを体感したのも、死を思ったのも22年生きてて初めてだった。

 

すぐに母親から電話が来て、テレビをつけた。リビングにはテレビ前に飾っている人形たちが転げていた。次は好きな人から電話がかかってきた。私はひどく動揺していたのか、今どこにいる?もう大学にいるの?と聞いた。普通に考えて8時の時点で大学にいるはずがないのだが、それくらい私は混乱していたらしい。お互いの無事を確かめて電話を切った。テレビからは自分が生まれ育った町の名前が聞こえてきた。

 

京阪電車阪急電車近鉄電車もJRも止まって、大学に行くことができないだろうと判断した私はスーツを脱ぎ、ジャージを着て家の中の水と非常食をかき集め、必要なものを買いに出かけた。一日中家でぼんやりしていた。昨日の疲れからか本当に心地よく15時くらいまで眠ってしまった。

 

夜は好きな人と電話をした。この人を失いたくなくて、少しだけ泣いた。

0617

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今日は一日中就職試験を受けていた。残念ながら受からなさそうだけれど、どこか希望を持ってしまう自分がいる。近頃試験のためにいろんな大学に行くのだけれど、それがとても楽しい。私の通う大学は狭くて、人の密度が高いところがとても嫌いだ。もう一度受験できるなら、絶対選ばない。そんなことを考えてると、自分は自分の大学が嫌いなのかな、と思う。

 

運命的な出会いはなかった。将来やりたいことも生きがいも見つからなかった。一生語り合いたいと思う友人もできなかった。授業が終われば実家に帰る、ただの往復作業。友人や恋人と夜を明かしたこともない。私は真面目なのだ。そして最高につまらない人間なんだなぁと自覚させられる。鴨川に嘔吐したこともなく、終電に間に合わなかったこともない。平坦で、つまらない、4年間だった。そんなこと親にも友人にも一生言えないだろうけど。

 

私の恋人は、私と同じ大学で、別のキャンパスにいる。明日は彼が私のキャンパスに来てくれるらしい。私が一番好きなラーメン屋さんに案内しようと今から楽しみだ。

0616

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今日は一日中試験の勉強をしていた。というのは嘘で、家でダラダラと過ごした。よく晴れていて、家の前の紫陽花はちょうど見頃のようだった。

 

YSLのルージュヴォリュプテシャインの8番を買った。パッケージがとてもかわいいけれど、匂いは苦手かもしれない。就活にも使えそうな可愛い色だった。

 

今日は一日中なにかあるたびに好きな人がくれた手紙を眺めていた。とても綺麗とは言えないけれど整った字が彼らしい。私は手紙が好きで、よく書く。手紙をもらうと嬉しい。アナログのあたたかみ、なんて言う気はないけれど、好きな人のぬくもりを手にできることが嬉しい。いつかラブレターを送られたい。とびきり愛が重いものだとなおさらいい。

 

明日は将来を左右する試験がある。どうかうまくいきますように。

 

0615

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22歳の誕生日を迎えた。

わたしは梅雨の月のちょうど真ん中に生まれてきた。22年前の今日は晴れていたらしい。私は晴れ女なのか、今日も雨の予報だったが降られなかった。私の出産予定日は19日だったので、少しフライングしてこの世に降りてきた。ちなみに19日は太宰治の誕生日だったらしく、少し惜しい気持ちだ。

 

母にはアニエス・ベーの財布を、父にはKindleをもらった。ちゃんと就職が決まったら、実家を出ていこうと思っている。両親と暮らすのはもうあと少しかもしれない。そう考えると少し寂しい気持ちになる。初任給で両親になにをしてやれるか、そんなことばかり最近は考えている。

 

16歳の時からずっと好きな人がいる。19歳の時に決別して、21歳になって幸福にももう一度出会うことができた。20歳の誕生日を彼に祝ってもらえないことが悲しくてしょうがなかった。けれど、今年は違った。日付が変わってしばらくして長文のLINEを送ってくれた。出会いから時間が経ったこと(今年で7年目!)、ずっと私を見ていて好きだったということ。すごくすごく嬉しかった。そして、夕方会うことができた。私たちが出会った高校の最寄駅のスターバックスで談笑し、24歳、オリンピックを一緒に見に行くことを約束した。そして帰り際にプレゼントを渡してくれた。紫陽花をモチーフにした片口と、北野天満宮のお守り、手紙だった。手紙には、懐かしい文字で平成最後の夏を一緒に過ごしたいと書かれていて、泣いてしまった。そういえば、彼はほんの少しだけ太宰治に似ている。

 

そして財布を整理してたら2015年6月14日彼と海遊館に行った時の半券が出てきた。願わくばあの時のようにもう一度、彼と幸福に、楽しく生きられますように。

 

就職試験の勉強をずっとしている。就職先はまだ決まっていないけど、これからだ。彼にもらったお守りを片手に戦っていく。これからだ。